ちゃんちゃん♪
UPDATE - '16.06.10
【 HIStory World Tour NEWS 】
- part.1 -
HIStoryツアー関連ニュースを、
当時の会誌記事よりピックアップ。
(各地のコンサートレポート内で記述した事は基本的に省略)
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ツアー前
= 1994年 =
■'94.8.5発行分■
新聞や各雑誌を賑わしている 「マイケル来日公演実現か?!」のウワサですが、いま現在(7/23)判っているのは
やるならばワールド・ツアー規模のものをやりたい。
の、2点。
確かにいくつかの企業がマイケルを呼ぶため動いていますが、1.の意向が強いため難しいのでは… というのが実際のところ。
"来る" にしろ "来ない" にしろ、ウワサの段階で大騒ぎするのは疲れ損ですから、確実な情報を耳にするまでは落ち着いて成り行きを見守りましょう。
■'94.10.5発行分■
ニューアルバムにしろ ツアーにしろ、出始めの話というのは結構いろいろ飛び交って1つに絞れません。
いちおう報道されたものをそのまんま載っけますが、まだまだ間に合うのでだんだん正確なものを出していきます。 とりあえず諸説は…
今回はスタジアムではなく、1万5千人~2万人クラスのアリーナを候補に挙げている。
アメリカでの公演は、BADツアーの'89年以来のこと。
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ツアー前
= 1995年 =
■'95.3.5発行分■
「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックでの事故以来 外国人のコンサートを禁止していた韓国が、マイケルのコンサートを許可した」
と報道。
てことは、ツアーに関してそろそろマイケル側の打診が始まっているってことで…。
■'95.6.5発行分■
2年前に独占中継したことがある米ケーブル局HBOとの交渉は詰めの段階で、海外公演先からの中継が優先され、日本も候補に挙がっているという。
全世界に向けた生中継が観れそうだ。
「夏からアメリカでツアーをスタート」 という話も出ている。
いつ・どこから開始するか、まだ判らない。
■'95.7.5発行分■
日本だけでもノルマは1千万枚!!
本当か?!?!
■'95.10.5発行分■
「はっきりとはしていないんだ。
臨機応変っていうのかな。流れのようなものかな。
(実現したら)素敵なことだけど、何も決まっていないんだ。」
※このチャットの模様は
MJ Talks 『Simulchat '95』 参照
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ツアー前 & ブルネイ'96
= 1996年 =
■'96.2.5発行分■
アメリカでのツアーの計画は今のところ無いという事らしい。
■'96.5.5発行分■
この模様を米HBOが7月10日、パリからの 『ワールド・プレミアショー』 としてOAする予定らしい。
また、インターネットFCで、コンサートチケットと観光とをセットした 「ツアーチケット」の申込みの案内が紹介されている。
ユーロ・ディズニーでのコンサートは、もしかするとワールドツアーの最後でやるチャンスがあるかもしれない。
米HBO放映の件は不明。
前年12/19~20、同所で開催した
MJ関連イベントの公式記念アートワーク
(非売品)
■'96.6.5発行分■
マイケルのコンサートツアーの諸経費(ステージ,移動のためのジャンボジェット機3機等々)は、彼の全体収入の80%にもなるため、それ以上の税負担は重すぎることになるわけだ。
今年1月から外国アーティストのギャラ,プロデュース料等への課税率が15%から25%に引き上げられた。
マイケルのマネージャーは
「外国アーティストの不利な扱いが続く限り、マイケルがドイツに登場することは無いだろう」
と強調。
他のアーティストの公演キャンセルを心配する声も出ているが、ドイツ大蔵省は、今年中はこの課税を断続して 見直しは来年以降の構えという事だ。
ドイツのワイゲル蔵相は、5/10付の大衆紙 『ビルト』紙の一面に書簡を掲載した。
「親愛なるマイケル・ジャクソン様。
コンサートの取り消し決定を再考して戴きたい。
税金上の理由であるのなら、そうする根拠はまったく無く、今年の税制改正では経費率が50%以上であれば控除が認められるようになります。
あなたの税負担は、ドイツに住み 同額収入のある人と比べて高くなることはありません。
ドイツの沢山のファンがあなたを待っている事を忘れないで下さい。」
マイケルのコンサート中止発表に対し、当然ドイツ国内のファンからは原因となった税制を施行した政府に対する怒りの声が殺到。
またこのマイケルの件をきっかけに、他の外国人アーティストの公演キャンセルも相次いだ。
世論や海外からの不満に対するため、この日 異例の蔵相の公開書簡となった。 一般所得申告と同様に必要経費の控除を認める考えを示した上で税法改正の準備をしていることも明らかにし、蔵相はマイケルにドイツ公演中止の撤回を訴えたのでした。
ドイツ公演キャンセルについて、
「本当に最近は (税金が) 高くなっているね。 ビートルズがアメリカに来た頃は全くかからなかったのに。
マイケルが公演をキャンセルした理由はよく判らないけど、どちらにしても彼があの税金を何とかするだけは稼いでいるという事さ。 きっと、彼の税務体系に不都合だったからではないかなぁ…」
■'96.7.5発行分■
発表内容は1996年内の予定で、来年度の予定および途中変更の情報等は その都度お知らせします。
以下は、今回の発表内容です。
ツアーは、1998年にかけてずっと繰り広げられる可能性もあるそうです。
元気で大成功することを祈りましょう。
■'96.8.5発行分■
自らもマイケルの大ファンという国王が 「国民へのプレゼント」 として造ったテーマパークのオープンも兼ねています。
マイケルはこのコンサートの為に 7月13日(土)にチャーター機で同国に到着。
国王の誕生日はこの国では特別な人されますが、今回は50歳の 「黄金の誕生日」 だそうで、「巨民への感謝」 を込めて 入場料は無料。 国王の粋な計らいでこのコンサートの為に造られた3万人収容の円形野外音楽広場には、国民の1/4に近い6万人が詰めかけました。
2時間に及ぶコンサート中に失神する人が続出し、救急隊が手当てにあたるなど大フィーバーとなりました。
コンサートは、DANGEROUSツアーのオープニングと同じく
"JAM" ~ "Wanna Be Startin' Somethin'" ~ "Human Nature" ~ "Smooth Criminal" ~ "I Just Can't Stop Loving You" ~ "She's Out Of My Life" ~ "J5 MEDLEY" ~ "Thriller" ~ "Billie Jean" ~ "The Way You Make Me Feel" ~ "Beat It" ~ "You Are Not Alone" ~ "Dangerous" ~ "Black Or White" ~ "Man In The Mirror" ~ "Earth Song"
コンサートを観たレポーターは
「マイケルは体重も増え、非常に健康そうで、ナマで歌っていました」。
マイケルは "You Are Not Alone" の為に黒レースのブラウスを,またDANGEROUSツアー 一式のコスチュームを着用しました。
HIStoryツアーでのコスチュームは プラハの初日まで明らかにされない模様。
このブルネイ国は1人当りの国民所得が先進国並みでも、イスラム教の影響で娯楽は高級車を乗り回す程度だという厳格なお国柄だけに、集まった若者たちはアルコール抜きで酔いしれた。
「とてもとても楽しみだったわ! この国で初めての事よ! I Love You MICHAEL!」
「人に押し潰されてしまって帰ろうかなと思ったの。でもマイケルを観なくちゃって人を掻き分けてここまで来たのよ」
この日ばかりは、国民にとっては国王はマイケルだったようです。
ボルキア国王自身は、15日の誕生日の軍事パレードに出席してくれた英国のチャールズ皇太子との晩餐会のため、コンサートは観に行けませんでした。
マンデラ大統領は7月18日に78歳の誕生日を迎えましたが、その日 ヨハネスブルグ郊外の実業家宅にいたマンデラ大統領は、予定外のマイケル出現に 驚きのあまり呆然となったそうです。
この日が初めての南アフリカ訪問で、朝 ヨハネスブルグ空港へ到着し お祝いに駆けつけたマイケルは、"Happy Birthday" の歌で祝福しました。 これには大統領も大喜びで、関係者は
「マイケルに もてなしてもらう以上に素晴らしい誕生日の過ごし方はあるだろうか!」
実はこの計画、マンデラ大統領側が大統領には内緒でセッティングしたものだったのでした。
翌 7月19日 サンシティーで記者会見をしたマイケルは、
「南アフリカで今までパフォーマンス出来なかった事を申し訳なく思います。
私は、ここに来るのがとても楽しみでした。
南アフリカに真新しいショー、HIStoryツアーを持ってくる事について 今、私は本当にわくわくしています。 (くすくす笑う)
この慈悲ぶかい素晴らしい国へ本当に丁重にお迎え下さり、マンデラ大統領と素晴らしい南アフリカの皆さまにこの機会を借りて感謝致します。
私は本当にここが大好きですし、とても愛しています。 ここに家を買いたいと実際に探していますよ。」(笑)
マイケルは、来年1997年1月中旬に、ワールドツアーの一環として ヨハネスブルグ,ケープタウン,ダーバンでコンサートをする予定だと発表しました。
マイケルはHIStoryツアーの視察・下見をするためにブダペストを訪れる予定。
■'96.10.5発行分■
SFXを駆使した作品で、得意のダンスを存分に披露しているそうだ。("2Bad" も含まれている)
10月下旬のハロウィンに合わせてNYで発表会を開く予定とか。
この作品は日本でも公開が検討されている。
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