UPDATE - '06.11.07
パックス・シアター『PSYCHER』(サイカ)
【 オープニング・セレモニー MICHAEL肖像画除幕式 】
( VOL.24 / Aug 1990 )
そんなニュースが新聞発表され、ワクワクv ドキドキv
パックス・コーポレーションのライブハウス『PSYCHER』のオープンイベントで、マイケルの肖像画を展示し、その除幕式のために来日することになってたんだけど、退院したばかりでドクターストップがかかり中止。
ウ~ン残念でした。
6/26付スポーツ紙より
けどまぁ、とにかく絵が見たい!
そこで、6月30日のオープンイベントへ行って参りました。
汐留のJR貨物駅跡地に建てられたパックス・シアターPSYCHER(サイカ)。クラシカルな車で入口まで連れて行ってくれるというサービス振りに驚き!!
「早く始まらないかなぁ… マイケルの肖像画はどこかしら?」とイライラするばかり…
そして、いよいよ時が来た。
ステージ左側に司会者が現われ、「今日のこのオープニングセレモニーのためにステキなお客様が…」
ステージのスクリーンに映し出されたのは… 映画『MOONWALKER』で よーく見なれているMJの足!!
コツ コツ コツ と歩き、つま先立ち、ジャ~~ン♪♪
そしてマイケルがパックスに送ったフィルムでのメッセージです。
Mr.ストロングと椅子に座り、肖像画のコピーに何枚も何枚もサインをしている。詰め衿のジャケット(黒)を着て、サングラスをかけ… 1枚1枚ていねいにサインをしていました。
「日本へ行くことが出来なくなり、とても残念です。とっても素晴らしい肖像画です。どうぞご覧下さい」
というマイケルのメッセージがフィルムと共に流れ、感激でした。
短いフィルムではあったけれど、マイケルの誠意が充分表われていて、つくづく「日本のファンって幸せなのかもしれないなぁ…」と思ったのです。
フィルムが終わり、次にステージ左から肖像画(実物)が運ばれてくる。
TVや雑誌などで見るよりも、はるかに素晴らしいその絵にびっくりしてしまったのです。優しい、何とも言えぬ色の重なりが不思議なものを感じさせるのでした。
『THE BOOK』
右側からは、作者のMr.ストロングが例のスタイルでお出ましになり、これまたびっくり!!
「昨年の9月から約1ケ月間、彼が僕のために時間を作り、絵のモデルになってくれました」。
そして彼の手にはMJハットが…。
左側からは、肖像画の次にパックすの佐伯社長がピンクのジャケットでお出ましです。
肖像画の前でしっかり握手をする社長とMr.ストロング。
佐伯社長より、「マイケルへ」と パックス・シアター『PSYCHER』ロゴマーク掛軸をMr.ストロングへ手渡し、Mr.ストロングからは「マイケルから預かってきました」とそのハットを手渡します。佐伯社長は、本当に照れ臭そうに・しかし優しい笑顔でハットを被ってみせてくれました。
そしてそのハットを、「今日会場へ来て下さった方にプレゼントさせて戴きます」と… パ――ッと高く投げたのです。
もう場内は大騒ぎ!!
ラッキーガールの手に!(ああ~なんて幸せな人なんでしょうねぇ~;)
90.1.26 ビバリー・ヒルトン・ホテル(LA)での除幕式
佐伯社長/マイケル/Mr.ストロング
肖像画は、2階のレストランに常に展示されるそうですので、是非見て下さいね!
但し、この『PSYCHER』は限定1年のホールですので、お忘れなく!! (※現在終了しています)
「さーてと…」とロビーで寛いでいると、そこに現われたのは、さっきステージに居たMr.ストロング!
すかさず近寄り握手してもらった…のは良いけれど、何か言わなくっちゃ!と慌てふためくばかりです。持っている物といえば財布ぐらいなもの…。
あっこれだ!! と思いつき、CLUBのメンバーズカードを渡し、
「実はマイケルのファンクラブで、メンバーがいっぱい居て…」。
Mr.ストロングは、
「Oh! Michael… OK!」。
そしてもう一言、
「わかったよ。これはマイケルに渡しておいてあげるよ」
と言ってくれたのです。
本当に嬉しくって… 思いがけぬハプニングに大喜びしてしまいました。
メンバーズカードを見て判ってもらえる事はというと、『マイケルのファンクラブ』・『MOONWALK』って名称ぐらいなものだけど(あぁ~お手紙でも持ってりゃ良かったぁ~;)、それでも、何も出来ずチャンスを逃がすよりは良かったのかもねぇ… と、自分たちに出来ることをやれた運に感謝していたのです。
Mr.ストロングは、しばらく2階のレストランで寛いだようです。そして、またしばらくすると、下へ降りてきました。
同行していたMさんが彼に駆け寄り、
「MOONWALKというファンクラブのメンバーへサインをお願い出来ませんか?」
と言ってくれました。(Mさん本当にありがとう!)
お陰さまでサインはもらえたのだけど…
彼にベッタリくっついていたコンパニオン(外人さんでした)が えらく酔ってて(少々やきもち焼いてたのかしら?)、横からチャチャを入れるんですヨ。「ウ~ベイビィ~って書けば!」とか「私の住所書いといて!」とか、わけの解んないことばっかり言ってるの!
Mr.ストロングもほろ酔い加減だったけれど… なんだかいっぱい書いてくれたようで…
でも、あまりにも字がアートしてて… 読めないのよねェ…;
――以上、『PSYCHER』オープンイベントでの出来事でした。
今回の約束を果たせなかったマイケルは、パックスへ向け、
「大変申し訳なく思います。しかし、何か特別な形で日本のファンへお応えしたいと考えています」
というメッセージをくれたことだし、私たちファンの期待は膨らむばかりですね!
早くその時が来て欲しいと願い続けましょう。