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UPDATE - '08.10.01
【 DAME Elizabeth Taylor - A Musical Celebration 】
≡ MJ in LONDON 2000.5 ≡
( VOL.113,115 / Jun,Dec 2000 )
2000年5月16日、リズことエリザベス・テイラーは、ジュリー・アンドリュースと共にロンドンのバッキンガム宮殿にてエリザベス女王より、男性のナイトに該当する "デーム" の称号を授与されました。
そして5月26日、リズのこれまでの社会的貢献や栄誉を称えるガラ・チャリティー・コンサートが開催され、マイケルはリズをエスコートしに現われました。
会誌のNEWSページと会員さんからの現地レポートを併せてお送りします。
会誌NEWSページより 会員によるレポート
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= 会誌NEWSページより =
■5月25日(木)■
マイケルはこの日の16:15頃、ロンドンのドーチェスターホテルに到着しました。
約30分後、マイケルは階下で待っている多くのファンのため、バルコニーに現われました。
夕方には友人のモハメド・アルファイド氏が経営するハロッズを訪れ、2時間楽しみました。
ホテル到着時と ハロッズでアルファイド氏と交流するマイケル
■5月26日(金)■
AIDS慈善興業は、ロイヤル・アルバート・ホールでリズの功績を称えます。
20:00、マイケルとリズはアルバート・ホールへと向かいました。
20:30、エリザベス・テイラー・トリビュート・コンサートが始まりました。
マイケルは、ステージ近くのボックス席でリズの隣に座っていました。 服装は、黒のズボン・白のシャツ・黒のジャケット。
リズのスピーチの後、マイケルはステージに上がって大きな花束を渡し、彼女を抱きしめキスをしました。
2人は出演アーティスト達のパフォーマンスを楽しみ、アンドレア・ボチェッリのパフォーマンスの後には立ち上がって拍手をしました。
22:15、トリビュート・コンサートは終了しました。
イベント終了後のプレスルーム
■5月27日(土)■
マイケルとリズは一緒に22:30にドーチェスター・ホテルに戻りました。
スイートに戻る前、彼らはホテルのショッピングギャラリーのジュエリー・ショーケースを見て歩きました。
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= 会員によるレポート =
(Reported by. Mさん)
5月25日・26日の2日間、私は運良く留学先のロンドンでマイケルフィーバーすることが出来ました。
25日、大学での授業を終え、コンピューター室でMJNIのwebをチェックしていると、13:00にドーチェスター・ホテルにマイケル到着予定、との情報。
その時 既に14:30を過ぎていたにもかかわらず、10年以上培ってきたMJファンの野生のカンで、
「到着は遅れる…。 いいタイミングだ!!」
と、即刻大学を出ました。
ホテル前には既に100人程のファンが強風の中、旗を持ったりMJ衣装を着て、我らがマイケルの到着を待っていました。 ピンクのかつらをかぶった黒人のお兄さんが音頭をとると、ファンは一斉に
「Michael!! Jackson!! 」
と声をそろえ、興奮気味。
16:30頃、ついにマイケルを乗せた車がやってくると、一部のファンは車の窓を叩いたり 貼りついて中を覗き込んだりしていました。
玄関前まで来てもマイケルはなかなか降りず、ウェインが先に降りて傘を差し、やっとドアを開けると、ヌ ッとあの真っ白い肌でギョロギョロの目が見えてきました。 いつもの黒い帽子とジャケット,そして赤いマスクをしてマイケルはゆっくりファンに手を振りながら歩いていました。
私も2年ぶりの生マイケルにいささか感動。 イギリス人に混ざってフランス人,イタリア人,スウェーデン人,ドイツ人ほか、マイケルのために集まったヨーロッパ各国の人たちとともに思いっきり
「Michael!」
と叫びました。
ホテル内に入ったマイケルは、ファンサービスに屋上へ現われ、上半身を乗り出して ほぼ200人ほどのファンのために大きく手を振り、投げキッスをしてくれました。
26日、18:00過ぎまで大学にいた私と妹は、大学の目の前にあるロイヤル・アルバート・ホールの入口で大雨の中、 "DAME" エリザベス・テイラーを祝うミュージカルセレモニーに出席するマイケルを待ち構えていました。
しかし、会場入りするマイケルよりも会場内でのマイケルが見たいということで、他のファンから余っていたチケットを買いゆずってもらうことに決定。 マイケルを待たずしてホール内へ入りました。
会場入りするマイケルとリズ
いざショウが始まると、マイケルは白の衿と刺繍のある黒スーツでリズをエスコートして、観客席の中段中央 (東京ドームで言えばアリーナではなく1階席のステージ正面に当たる場所) に登場、リズとともにファンの歓声に応えると、そのままリズの隣に着席。
しかしその後もMJファンの声はなかなか収まらず、会場中で
「Michael!」
「Michael !! 」
と呼ぶ声が飛び交い、そのたびにマイケルは、あの白い大きな手をひらひらさせて応えていました。
ショウの間じゅう、私たちはステージも観ずにマイケルの動きに釘づけでした。
音楽が始まれば上半身を前後に動かしリズムに乗り、始終腕を組んでは解いて、髪を触っては頭をポリポリして、リズに話しかけて、他の観客に従うままに拍手をして、まるで子供のようにじっとしていられないという感じでした。
コンサートのステージ以外での、あんな風に普通なマイケルを長時間にわたって見れて、私たちはとてもとても幸せな気持ちでいっぱいになりました。
残念なことにマイケルは結局、パフォーマンスどころかコメント1つさえしませんでしたが、最後には花束を持ってステージに現われ、リズに渡すと、ファンのカメラに応えてツーショット等を提供していました。
私たちの "学生" という身分で出来た今回のフィーバーは、この夜で終了しました。 その後の 『Michael in LONDON』 をお伝え出来なくて残念です。
日本にいるファンの皆さんに、少しでもこのマイケルの香りが伝わればと思い、レポートしました。
マイケルは、ロンドンでも "MICHAEL JACKSON" その人でした!